
京都の酒処といえば、京都伏見。伏見はかつて「伏水」と記されていたように昔から良質な地下水に恵まれた場所でした。そのため、酒蔵が数多く点在しており、日本酒の街として広く知られています。有名どころで言うと、月桂冠や黄桜などの酒造メーカーが本社を置く地域でもあります。そんな伏見に18の蔵元の日本酒が一挙に楽しめる屋台村があるとのことで先日訪問しました。早速ご紹介しましょう。
バラエティに富む計8店舗の飲食店と18の蔵元で造られる日本酒が堪能できる

「伏水酒蔵小路」は京阪電鉄「伏見桃山」駅から徒歩5分の場所にあります。改札から地上へ出ると大手筋商店街にぶつかります。その大手筋商店街を西に進み、アーケード街が終わるところで今度は南に下ります。

昔ながらのお店が多く軒を連ねる商店街も風情があって良いものです。(ちなみに上の写真のササキパン本店は京都で4番目に古いパン屋だそうです。)

商店街に並ぶお店を眺めながら歩いていると、すぐに伏水酒蔵小路のお店が見えてくると思います。一見すると普通の居酒屋のような店構えなのですが、

店内へ足を踏み入れると、うなぎの寝床とも例えられる京都ならではの縦に長い空間が広がっています。GWの最終日前日ということもあって、昼間からたくさんの人で賑わっていました。

こちらは酒蔵120種類以上の銘柄を嗜むことができる酒蔵カウンターです。1杯約70mlの小グラスから注文することができるので、より多くの銘柄を楽しむことができます。

ここで館内MAPを見てみましょう。縦に長い空間の店内にはそれぞれジャンルの異なる8つの飲食店が営業しています。どれも美味しそうなお店ばかりなので、お刺身をつまんだり、串カツや鉄板を食べたり、最後の〆にはやはりラーメン。なんて、ついつい欲張りたくなってしまうのですが、このお店にはなんと出前制度があり、そんなわがままを叶えてくれるのです。

まずはメインのお店を選び、席に着きます。テーブルにはそのお店のメニューの他に7店舗の出前用メニューも用意されています。

一度に和洋中、様々なジャンルの料理を注文できるのは欲張りな人間にはとても嬉しいサービスです。

それでは、まずはビールで乾杯!

本当は寿司屋狙いだったのですが、この日はあいにく満席だったため、鉄板焼き「伏水焼鉄」の席に座りました。まずはこの店の一押しメニュー「イタリアン焼鉄」をいただくことに。鉄板×イタリアンって想像しにくいと思うのですが、これがとても美味しい。甘辛ダレとトマトソース、さらにはチーズも絡み合って絶妙な旨味。

続きましては、馬刺しを出前メニューで注文しました。少しお肉が凍っている部分が残っていたので、こちらは少し残念でした。

そして、本命だった寿司屋大ちゃんのお寿司8貫セットも出前で頼みました。ネタがとても新鮮で、日本酒との相性も抜群かと思います。

最後はゲソ焼きを注文。やはりどうしてもお酒を飲むと、酒のあてとして最適なメニューばかりに偏ってしまいますね。

ちなみに、今回は注文しなかったのですが、日本酒が好きな方は18蔵のきき酒セットはマストオーダーのメニューです。一度に18蔵の日本酒を飲み比べできてしまうという超人気メニューで、値段も2250円とお手頃と言えるのではないでしょうか。
いかがだったでしょうか?お酒も食事も豊富なジャンル、メニューから選べる伏見の新屋台村。京都の観光地の中でも比較的人も少なく、あまり知られていない伏見桃山エリアは穴場スポットと言えるかと思います。個人的にも大好きな場所であり、定期的に足を運ぶ場所でもあります。京都市内の人混みに疲れたら、是非伏見桃山エリアでゆったりと観光されてはいかがでしょうか?そして、昼から飲める「伏水酒蔵小路」で食事もお酒も存分に楽しんでみてください!
「伏水酒蔵小路」の口コミ
「伏見酒造小路」のおすすめポイント
NEOが実際に行ってみて感じた「伏見酒造小路」のおすすめポイントはこちら!
•常時120種類以上取り揃えられた豊富な日本酒のラインナップ
•18の蔵元の日本酒を一度に楽しめるきき酒セットが人気
•ジャンルの異なる全8店舗の料理を一度に楽しめる出前制度
「伏水酒蔵小路」のアクセス・詳細情報
住所 | 〒〒612-8057 京都市伏見区納屋町115番地〜京都市伏見区平野町82番地2 |
---|---|
営業時間 | 11:30~23:00 定休日:火曜日 |
電話番号 | 075-601-2430 |
ホームページ | http://www.fushimi-sake-village.com/h |
アクセス | 京阪電鉄「伏見桃山」駅から徒歩約5分 |